Androidユーザーだけど海外旅行にAirTag(エアタグ)を持っていった話【ロストバゲージ対策】

suitcase

海外旅行におけるリスクの一つであるロストバゲージ。発生自体は個人では対策のしようがありませんが、AirTag(エアタグ)を使うことで発生時にも荷物がすばやく返ってくるかもしれません。

AirTagをスーツケースに入れておくだけで精神的に余裕ができます。

Appleユーザーはもちろんのこと、条件はありますがAndroidユーザーにもおすすめできると思っています。私もAndroidユーザーですが、先日オーストラリアに人生初めての海外旅行に行くにあたってAirTagを購入しました。

厳密にはスーツケースを紛失して戻ってこない場合をロストバゲージといい、後から発見されて遅れて戻ってきた場合にはディレイドバゲージというそうですが、毎回「ロストバゲージもしくはディレイドバゲージ」というと長くなるので、本記事では区別せずに自分の搭乗する飛行機に積まれていなかった場合をまとめてロストバゲージとしています。

目次

AirTagとは

AirTag

この記事にたどり着いた方はAirTagのことは知っているとは思いますが簡単にだけ説明しておきます。

Appleが販売している紛失防止タグで、世界中のiPhone・iPad・MacなどのApple製品が形成するネットワークによりエアタグの位置情報を捕捉することで、エアタグの持ち主がiPhoneの「探す」アプリからエアタグがどこにあるかを知ることができるという製品です。

サイズは500円玉より少し大きいぐらいです。

ロストバゲージ対策に有効

ロストバゲージが発生した際には、航空会社側が自分の荷物を見つけてくれるまで待たなければなりません。

  • タグの付け間違いで違う飛行機に載せてしまって全然違う場所にある
  • 出発地点の空港にある
  • 経由地の空港にある

など、どこにあるかわからないので発見まで時間がかかるかもしれません。発見した後にも輸送する時間が必要なのでそこからさらに時間がかかります。また、最悪の場合見つからずに返ってこないかもしれません。

しかしAirTagをスーツケースの中に入れておくと、ロストバゲージにあったときに荷物がすばやく返ってきやすくなります。AirTagで位置情報がわかれば航空会社の人にその場所を伝えて確認してもらえるので、捜索の時間を大幅に短縮できます。

Androidユーザーにもおすすめ

AirTagはAndroidに対応しておらず、AndroidではAirTagを使うことができません。なのでAirTagはAppleユーザー以外が持っていても意味がないように思えます。

しかし、自分のスマホがiPhoneでなくても同行者にiPhoneユーザーがいる場合にはその人に自分のエアタグを登録しておいてもらえばロストバゲージ対策になります。

日本ではiPhoneとAndroidのシェア比率は7:3となっているので、自分がAndroidでも同行者にiPhoneユーザーがいる可能性は高いです。

荷物の場所を探したいときにしか「探す」アプリは使いませんし、エアタグさえ自分で用意すれば同行者に登録をお願いしてもそれほど負担にはならないはずです。そもそも海外旅行に一緒に行くほどの間柄なら、気が引けて頼みにくいということはないかもしれないですね。

私はAndroidユーザーですが、今回の旅行のためにAirTagを購入して彼女のiPhoneに登録しておいてもらいました。

あるのとないのとでは安心感が段違いです。

ロストバゲージ対策以外にも使える

Apple公式が例に挙げているように、日常生活で鍵やカバンに入れて普段使っている持ち物の行方をなくさないように使えるのはもちろんのことですが、ロストバゲージ対策以外の海外旅行での使い道を紹介したいと思います。

移動中はスーツケースに入れておくわけですが、目的地に到着後は自分の持ち歩く手荷物につけておけば、迷子対策に使えます。迷子とまではいかなくても、位置情報がわかれば別行動した後にも合流しやすいのではないでしょうか。

Androidユーザーは見つけてもらう側しかできませんが、iPhoneユーザー同士であればお互いのだいたいの位置を把握することができます。スマホで連絡を取り合うことができない小さな子供に特に有効なのではないかと思います。

AirTagは複数人で位置情報を共有できるらしいです。(私はAndroidなのでこの機能は使いませんでしたが)

少しでも心配事を減らして海外旅行を楽しみましょう!

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